みなさん、こんにちは、こんばんは。
今日は久しぶりに、本の紹介。橘玲産の本で「幸福の「資本」論」。
ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。「金融資産」「人的資本」「社会資本」という3つの資本から、「幸福に生きるための土台」の設計を提案。
池袋読書会の課題本で、さくっと読めそうだったので読んでみた。
視点は面白いけど、説明が強引すぎるのと、バックデータが少なすぎて、まぁそういう考え方もあるよね~ぐらい。個人と間人のくだりはわりと面白いかな。
何か所か、突然政治の話が出てくるので、そのあたりは作者の誘導を感じる。あと、タイトルが資本論だけど、経済学としての資本論にはなっていないので、あくまでも娯楽として読むのがよいかと。
ふと、思ったけど、うつ病の大きな原因に健康、金銭、人間関係の3つがあげられているんだけど、これって、人的資本、金融資本、社会資本じゃないか・・・。そう考えると、うつ病患者数と景気指数に相関がある説明がつくなぁ。なるほど。
幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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