みなさん、こんにちは、こんばんは。
昨日は、新宿のネイキッドロフトへ、トークイベントを見に行ってきました。
タイトルは「山川賢一ワールド大研究ー日本アニメと悪堕ちループ」。
出演は評論家の山川賢一さん。イベントのタイトルにあるように、今日の主演です。山川さんは『成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論』という本でデビューされた、アニメ評論で有名な方・・・らしいです。まったく知りませんでした、まったく調べずに行ってごめんなさいって感じです。
出演者はもう二人。経済学者リフレ派の田中秀臣先生と社会学者の稲葉振一郎先生です。
トーク内容はタイトルにある通り、「悪落ちループ」について。
「悪落ちループ」というのは、主人公が敵を倒すために巨大な力をつけ、敵を倒すが、巨大な力を持ってしまったために、今度は主人公が悪になってしまうという現象。スターウォーズとかがわかりやすい例です。
そこから、どんどん深い話に入っていきます。
何かいいことをしようとする。例えば主人公が誰かを助けようとする。助けられた人にとって主人公は正義かもしれないが、他の人にとってはそれが正義じゃないかもしれない。だから、誰からみてもいい人になるということは人間をやめないといけない。それは神になるということ。神になるということは消滅するということ。
「魔法少女まどか☆マギカ」はそういう作品らしい・・・。
他にも、強制された進化や生産主義など、いろいろためになる話が聞けて、有意義なイベントで楽しかったです。
それで・・・実は・・・「魔法少女まどか☆マギカ」・・・人気があったのは知ってるのですが、1回も見たことがないんですよね。
他にも「ナウシカ」の漫画版、「仮面ライダーブラック」、「地球へ…」と、いっぱいアニメとかSFの話が出てきたのですが、それもこれも見たことがなく・・・そうやってアニメをみると奥が深いなぁと感心しながら聞くのが精いっぱいでした。
でも、こんなに深いこと考えながらアニメ見たことがないので、ここまで聞いたら「魔法少女まどか☆マギカ」をちょっと見たくなりました(笑)。
あと、近いうちに山川さんの本を読んでみようと思います。
それでは(^^)。
写真はネイキッドロフトの味噌マヨキャベツ。キャベツ大好き(^^)。