西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

脱GHQ史観の経済学 エコノミストはいまでもマッカーサーに支配されている

みなさん、こんにちは、こんばんは。

今日は久しぶりに本の紹介。田中秀臣先生の本で、「脱GHQ史観の経済学 エコノミストはいまでもマッカーサーに支配されている」。

国家を脆弱化、衰退化させる経済思想を、占領期のGHQと日本の経済学者の関係から再考察。さらにアフター・コロナの「戦後」において、日米欧は中国共産党の独裁・統制主義の経済に対峙すべく、自由主義による経済再生に全力を尽くさなければならない。われわれが「100年に1度」の危機を乗り越えるための方向性を示す…という内容の本。

小日本主義の思想とか、なるほど!と思ったが、これはこれで、短期的にはそうだけど、長期的にはどうだろうとか、いろいろ思うところはあるなぁ。

歴史的にみるとなかなか面白いが、たぶん50年後ぐらいに、経済学者に今の日本の政策はあそこがだめでとか言われるんだろうなぁ…。

後半の人口の増加や減少…というか、このまま増えたらどうなるかという、恐れから、こういう発想になってしまうのかぁという、なかなかそういった見方をしたことがなかったので、その点は新鮮だった。そういう影響がでてくるのね。

あらためて気になるのは、コロナと戦時体制というのが、いまいち一致しないというか、戦時体制は経済を止めるような制限のかけ方はしないイメージなんだが…。なんかイメージがあわなかったりする🤔