西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

第44回池袋勉強会 :経済学

みなさん、こんにちは、こんばんは。

つい、先日、ワールドカフェなるものを習って、池袋勉強会のやり方と似てるな~と思っていたら、目の前に貼ってある池袋勉強会の説明の紙にワールドカフェスタイルって書いてあって、おもいっきり目が点になった、みっつーです。いやはや、ほんと見えてない物は見えてないですね。

今日は第44回池袋勉強会。テーマは経済学。

課題の図書について、シェア。難しかったっていう意見が多かったので、経済学ってやっぱり難しいんだなってあらためて思った。両方とも、最後はマクロ経済の話になっていて、個人という視点よりも社会という視点になっているので、そのあたりをうまくマインドマップに表現している方がいて、うまいまとめ方だなと思った。

日本は台湾より給料が高いのに、なぜ不景気なのか。資産が減るという話もでたけど、わかりやすいのは失業率かなあ。給料って、明日から2/3!っていうような減り方はあんまりしなくて、いきなりゼロになる。ゼロになっちゃうとあんまり統計に出てこなくなってしまうので、失業率とかGDPとかでみないと景気の良し悪しの判断は難しい。僕は仕事柄、失業率と自殺者数をよく見ています。

銀のスプーンで食べる食事が美味しい。だけど、ブランドものは高いお金を払って買う意味が解らないという意見。価値観の違いなわけだが・・・では、価値とはなにか?

食事が大切。美味しい食事をしたいから、高いスプーンを買う。これがミクロ経済学。景気が良くなって、高いスプーンを買う人が増えた。これがマクロ経済学。食事が大切という家庭で育ったから、高いスプーンを買う。これは心理学。インターネットで簡単に高いスプーンの効果を調べれるようになったり、買うことができるようになった結果、高いスプーンを買う人が増えた。これはコンピュータ。

と、いろいろな切り口から説明はできるのだが、最後は日本の位置は高いスプーンを買う人が出現しやすい場所だと、地政学的に考えたりする、みっつーなのでした。

 

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