西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

田中秀臣×太子堂正称トークイベント「コロナ禍と不確実性」

みなさん、こんにちは、こんばんは。

今日は、経済学者フランク・ナイトの名著『リスク、不確実性、利潤』の新訳が7月に刊行されたことを機に開催が決まったトークイベント「コロナ禍と不確実性」を昨日仕事で見れなかったのでアーカイブ視聴。

対談するのは、『リスク、不確実性、利潤』の翻訳に携わった太子堂正称先生と、コロナ禍経済の「不確実性」について、いろいろなところで話されていた田中秀臣先生です。

田中先生がいわゆる政治経済の目線で話すのに対し、太子堂先生が企業経営の目線で話すのがなかなかおもしろかったな。気になる人は10日までアーカイブ視聴できるので、ぜひ。

全世界的にみると、こんなに不確実性なことは初めてのようにも見えるし、日本だけでみると東日本大震災とかがあげられるのだけれども、IT業界にいるとそれに近い不確実性のことは頻繁におこるわけで…。どうせ、5年後は今作ってるプログラムなんて動いてないし。なので、今回の現象に対してはわりと容易に対処できてしまったというか、むしろ足枷になっていた部分がなくなったせいで、生産性があがってしまったというか…。

あとは伝達スピードがあまりにも早くなってしまったので、不確実性情報が早くなった結果、より不確実性にたいして恐怖を感じるようになってしまっているような気はする🤔

それから、ゲーム理論で情報の共有ができてるよりよい解を選択しやすくなるのはそうなんだけど、目的が違うと、けっきょく最適解におちないしなぁ…。

けっきょっく、きちんと普段からリスク分散しているしかないんじゃないのかと思ったのでした🤔