みなさん、こんにちは、こんばんは。
今日の朝まで生テレビは高橋洋一先生が出演されるので、いまから楽しみにしている、みっつーです。
3月8冊目の本は認知科学者である苫米地英人さんのKindle書下ろし本で「日本サイバー軍創設提案?すでに日本はサイバー戦争に巻き込まれた?」です。
仕事柄なのか、最近やけにセキュリティに関するニュースが多いなあと、ちょうど思っていたところだったので、目に留まりました。
「サイバー戦争ではアメリカも最強国ではない」というのは目から鱗だった。たしかに!軍とか兵器とかだと力の差は歴然としていても、サイバーとなると話は別。
ネットに接続がない端末の狙い方はアメリカ国防総省の検証が面白い。ある連邦機関の玄関前に、ウィルスに汚染されたUSBメモリを落としておくと、職員の60%が拾って自分のパソコンに差したそうだ(^^;
そういえば、攻撃方法で一番多いのは、成りすましメールなのだが、この本で紹介されている、送信ドメイン認証システム(SPF)は僕もメールを使うときは最低条件だと思っていて、SPFの認証にひっかかったメールはとりあえず、怪しいメールに振り分けるようにしているのだが、意外とひっかかるメールが多くてびっくりする。
苫米地さんなので、面白おかしく書いているところはあるが、それなりにまとまってて、意外とよかったです。
ところで、ロンドンオリンピックでは2週間の開催期間中、公式サイトに対するサイバー攻撃が2億2100万回起きていると・・・これって、めちゃくちゃ多そうにみえるけど、セキュリティを専門にやってる立場からすれば、なんかぜんぜん少ないよねって感じがしている、みっつーなのでした。