みなさん、こんにちは、こんばんは。
京都のアプリ開発チーム「room6」が700万円かけて開発した「とっとこダンジョン」。累計売上は・・・なんと14万。「AppBank」に掲載されても500ダウンロードしかなかったとか。予想以上にレッドオーシャンになっているな~と、びっくりした、みっつーです。
今日は久しぶりに本の紹介です。昨日のガンダムとギャップありすぎだと自分でも思いますが、比較的内容の重いやつです。
今月1冊目の本、竹田恒泰さんの新書で「アメリカの戦争責任」です。
戦後70年、これまで日本では数々の戦争責任が語られてきた。しかし、タブーとして誰もが目を背けてきたテーマがある。それが、「アメリカの戦争責任」。原爆投下の正当性に疑問を投げかけ、「アメリカの戦争責任」に迫る。
ずっと、このテーマはなぜ議論されないのだろうと不思議に思っていたが、ようやくできるようになったっていうことだろう。
正当化に関する問題はいまでも、いじめの問題とかでよく起こる。いじめられる方に何か理由があろうが、いじめる方に何か理由が あろうが、どんな理由があろうとも、いじめは正当化されない。なのに、いじめた方の家庭がどうこうとか、別に理由を求め、いじめを正当化しようとする傾向がある。
それと、同じで無抵抗な民間人を巻き込んだ原爆投下は、どんな理由があれ正当化は無理だと思う。
読んで思ったのは、当時は戦争が違法ではなかったということや、殺戮が世界中で行われていたということ。相手の戦艦を撃沈すれば当然、死者もでるわけであって、当時の感覚ではそれでも、勝てば喜ぶ人が多かったということ。その辺の感覚の違いが大きいなとは思う。
ただ、いずれにしても、原爆投下は正当化できない。この本にあるとおり、日本は核兵器使用による唯一の被爆国として、アメリカのとった行動について批判する歴史的な責任がある。もし、アメリカのとった行動を正当化してしまえば、アメリカは必ず同じことを繰り返すだろう。
だからこそ、原爆投下は戦争犯罪行為であったと主張する必要はある、と思う、みっつーなのでした。