みなさん、こんにちは、こんばんは。
5月はライブみたり、ゲームの即売会いったりと、サブカルなイベントが多いなと思っている、みっつーです。
そのサブカル的な流れのまま・・・今月3冊目の本は、「これが、日本だ!!!」的なあおりで宣伝されていた、ピケティ本!!!その名も「魔法少女と学ぶ! ピケティ入門」。たしかに、この発想は日本でしか生まれない(-_-;)
その発想、タイトル、拍子に反して、意外と経済学者な方々も反応していたし、評判もよかったので読んでみた(笑)
「魔法を信じる人を増やさなければ、魔法文明を復興することはできません。」という妙に説得力のある説明に、なるほど!と感心。
書いてあることは、意外とまともというか・・・むしろ、まとも過ぎて、全然、経済の知識がないまま読むと1章でみんな挫折しちゃうんじゃないか?と思えるくらい。
ピケティの理論は日本には当てはまらないとか、いい加減な解説本が多い中、ピケティの入門書としてけっこういいんじゃないかと(^-^;
最後のほうでは、機会の平等と結果の平等についても議論していて、なかなか考えさせられるような構成にもなっています。
で・・・入門書として確かにいいと思うけど、やっぱり魔法少女とピケティはちょっとミスマッチすぎるな・・・という思いがぬぐえない、みっつーなのでした。
魔法少女と学ぶ! ピケティ入門 impress QuickBooks
- 作者: 橘龍介
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/04/22
- メディア: Kindle版
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