西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減

良く行く三省堂でベストセラー1位 になっていたので、読んでみました。

このままだと、2010年に1億2806万人だった人口が、2050年には9708万人、2100年には4959万人に減少すると推計されている。

データでみると改めてすごいなというか、恐ろしいというか、少子化問題というレベルではないなというか。巻末に全国市区町村別の将来推計人口というのが掲載されているのですが、そのデータで2010年の総人口366人、若年女性(20歳~39歳)が14人という村まであって、小島の村だからってのもあるでしょうが、すごいなと。

なるほどと思ったのは、東京に若い人が集まると出産率が下がるので、いかに地方でせき止めるかという議論になっていること。東京に集まっていた方が利便性は高まるのですが、出産率を上げる方法が見つからないようです。

難しい問題ですね。そのまえに、大きな高齢化問題という問題も立ちふさがっているわけですが・・・