西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

犯罪「事前」捜査 知られざる米国警察当局の技術

みなさん、こんにちは、こんばんは

いやはや、早朝からJアラートが出て、何事?って思ったけど、とうとうミサイルが日本を飛び越えてくるようになってしまいましたか。と、同時に通貨アタック・・・ま、そんなことやってるようでは、まだ有事ではなさそうだ。と、リアルな世界ではそんな感じですが、サイバー空間はとっくに戦時中。毎日のように攻撃がくるんですが・・・ということもあって今日は久しぶりに本の紹介。前置き長かったな・・・。

一田和樹さんの本で「犯罪「事前」捜査 知られざる米国警察当局の技術」。

一田和樹さんといえば、サイバーミステリー小説なのですが、この本は世界の法執行機関の最前線で起きている捜査の大きな変化について、紹介している本。

世界の捜査の趨勢は事後から「事前」へ。テロが規模も数も増大し、サイバー化かつ国際化する現在、これまでと同じ対応では難しい。米国FBIやNSAが見せる捜査手法はまもなく日本でも展開されるのか?

ということで、情報戦やFBIの捜査について、いろいろ書かれているんですが、「マケドニアの子供たちが金を稼ぐためにトランプ氏のための投稿をしていた」とか・・・もはや、トンでもレベルだなぁ。まあ、そのレベルで情報戦はやっているんだろうけど・・・。

「CIAは、ロシアや中国のふりをしてサイバー攻撃を仕掛けることができる。」あ!なるほど!これは盲点だった。そりゃ、中国製のマルウェアを使って攻撃してきたら、中国が攻撃してきているようにみえるもんな~。

そして、「アルゴズミック・アカウンタビリティの必要性と困難さ」。いや~、どんどん、すごい世界になっていってしまうんですが・・・

ほんと、怖い世界になってきたな・・・。

犯罪「事前」捜査 知られざる米国警察当局の技術 (角川新書)

犯罪「事前」捜査 知られざる米国警察当局の技術 (角川新書)