みなさん、こんにちは、こんばんは。
今日は女性ビジネス書作家の先駆け、著書の累計は200万部を超える和田裕美さんの初の小説『ママの人生』の刊行記念、「新井ナイト」ヘ行ってきました。新井さんは三省堂書店池袋本店の書店員さんで、和田裕美さんと新井さんの対談形式のイベントでした。
和田さんは白い着物で登場。新井さん曰く「お客さんの層が独特」らしいです(笑)
新井さんの第一印象が「小説かぁ、売りにくいなぁ」だったそうですが、読んだら哲学の本と一緒のことを言っているとすごく感動した話をしてくれました。
言われてみると『ママの人生』は確かにそうで、哲学者の教えがふんだんに散りばめられているので、ビジネス書と違って、面白く読めてしかも哲学についても学べるとてもいい本ですね。そして、泣けるし。
後半から『ママの人生』から離れて新井さんの話にどんどんなっていったのですが、自分の親との関係を考えるいいチャンスをくれる本かもしれません。
下記が話し中に出てきた哲学者の方々。こういう人たちの名前が出てくるところがすごい。
「人間とは自由という刑に処せられている。」
「人は死から目を背けているうちは、自己の存在に気を遣えない」
セーレン・キェルケゴール
「情熱をもって生きないと、自分の世界は妬みに支配されてしまう」
ビジネス書のトークイベントと比べて、ぜんぜん違う感じのトークの内容だったので、とても面白かったです。今月あと2回あるので、興味がある方はぜひ。