みなさん、こんにちは、こんばんは。
久しぶりに勝間熟の月例会に参加してきました。今月のテーマは「認知科学・人工知能」ということで、ゲストでゲームAI開発者の三宅陽一郎さんがお話ししてくれました。
すごい良かったです!!最初インベーダーから始まって、次にプリンスオブペルシャ。プリンスオブペルシャは初のモーションキャプチャーを使ったゲームじゃないかな。そして、HALO。HALOになるとキャラクターが集団で動くデバック画面は圧巻ですね。昔のゲームはおばけやしき型だが、今はキャラクターが勝手にあちこちに動くので映画型。なるほどなと。
1980年代になるとファミコンで初めてゲームに触れる人と、アーケードゲームをやりなれている人でレベルに差が大きく出るようになってしまったので、メタAIというものが登場してきたとのこと。最初がゼビウスで死ぬと敵の出現テーブルが巻き戻る。
そうなんですよね!ただ、巻き戻っても必ずしも簡単になる気はしませんでしたが(笑)
Left 4 Deadはリラックスしていると敵がでて、緊張パラメータが加算され、徐々に緊張が解けてリラックスに入るとまた敵がでる。お~最近はそんな制御が入ってるのか~とびっくり。
人間は現実空間、AIは情報空間。人間は情報空間に直接アクセスできなくて、AIを通してアクセスする。現実空間と情報空間が融合していき、いずれ街全体が情報空間となる。Googleがやろうとしているのはこんなこと。
このあたりから、だんだん難しくなってきて。
人工知能は比較的人間の知的なところは研究されているが、無意識なところは研究されていない。ゲームではこの無意識なところが必要とか、ジンベイザメのモンスターを作るためには、ジンベイザメがこの世界をどう見ているかを知る必要がある。これはとても難しい。などなど。
人工知能で仕事がなくなるという話があるが、開発している立場からすると、ぜんぜん賢くなくて、人工知能にできる程度のことは早く人工知能にやらせてしまえばいいという言葉は印象的でした。
すごい楽しかったので、勝間塾にはいってもう4年?だっけ、ここに来て初質問(笑)。
RPGは基本インフレ気味になるので、貨幣経済をメタAIでコントロールしているようなゲームはないのか?的な質問をしたのですが、どうも、そこをAI化しているようなものはなかったみたいで、でも三宅さんが、なんとかそれに近いものを思いつこうといろいろ考えてくれて、悩んでしまって、逆に申し訳なかったです。
なんせ、僕の経済感覚はFFで身につけたものなので・・・FFやってなかったら、いまごろ投資とかやってないかもしれない(笑)。だから、一度、RPGの世界に出回ってしまった貨幣を回収する新しい仕組みがないか、ず~と聞いてみたかったんですよね。5年越しぐらいの夢がかなった(大げさ)。
オフ会でも、いろいろ聞けて楽しかったです。
もっと聞きたかったな~。これは、いっぱいゲームとりあげて、このゲームはこういうAIが入っててとか1日聞いてても飽きない気がする・・・と思った、みっつーなのでした。