みなさん、こんにちは、こんばんは。
毎回恒例になりつつある、F1の録画を週の途中でみる習慣(笑)、久しぶりにニコがばっちり優勝してうれしい、みっつーです。
今月10冊目の本は、先日、八重洲イブニング・ラボでお話を聞いた木下斉さんで「稼ぐまちが地方を変える―誰も言わなかった10の鉄則」です。
木下さんの地域活性化事業に携わった経験を活かし、地方を変えるための10の鉄則について書かれています。
内容的には講演で聞いた内容そのままなのですが、本を読んであらためて、まちづくりに必要なのは「政治」ではなく「経営」というのが、なるほど!っと思いました。
補助金は麻薬のようなものというのは言いえて妙。民間では成立しない事業は実行できないけど、行政の場合は予算をとってきて投資回収という概念を無視して、事業が実行できてしまう。
これって、松尾匡先生の本「ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼」の「リスク・決定・責任の一致が必要」と考え方は一緒ですよね・・・。
ただ、人口が増えないとすると、いずれにしても成功した街に人口が集中していってしまうので、成功しなかったところが淘汰されていってしまうことには変わりがないように気がしてならない、みっつーなのでした。
稼ぐまちが地方を変える―誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書 460)
- 作者: 木下斉
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/05/08
- メディア: 新書
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