西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム

みなさん、こんにちは、こんばんは。

なんか、北朝鮮が動くだ、動かないだの情報が錯そうしてて、でも僕のところに入ってくるぐらいの情報では・・・と、思いつつも、日経平均が戻らないので、本気でリスクヘッジしてきた?と、ちょっと警戒モードな今日この頃。

今日は本の紹介。この本も今月の勝間塾の課題図書となっている本で、「ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム」。

イノベーションの成否を分けるのは、顧客データや、市場分析などの数字ではない。鍵は「顧客の片づけたいジョブ」にある。世界で最も影響力のある経営学者が、人がモノを買う行為そのもののメカニズムを解き明かす、予測可能で優れたイノベーションの創り方について書かれた本。

理論について書かれている本なので、イノベーションを起こすような新しい商品・サービスの作り方というよりは、もう少し理論に近い。

「プロダクトを雇用してほしくない人にそのことをどう伝えるかを悩む時代になった」というのは、なるほど!!と。たしかに、この視点はあんまり持ってなかったな。

あと、「データの客観性がどうのというより、そもそもはじめから私たちは客観性を持ち合わせていない」。このへんも、なるほどなと。心理学だとこの辺は習うけど、ならわないとデータに引っ張られてしまうんですねぇ。なんで、商品開発の議論をするときに、まず商品ありきになってしまうのか、わかってきた気がする。

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

  • 作者: クレイトン M クリステンセン,タディホール,カレンディロン,デイビッド S ダンカン,依田光江
  • 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ ジャパン
  • 発売日: 2017/08/01
  • メディア: 単行本
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