みなさん、こんにちは、こんばんは。
最近、ほんと物欲がない気がする、みっつーです。
久しぶりに本の紹介ブログです。今日紹介する本は、先日のトークイベント「欲望のすすめーデフレ脱却以降の日本文化と社会を考える」のテーマとなった本、古谷さん著「欲望のすすめ」です。
イベントでも話題になっていましたが、若者の「クルマ離れ」。「若者のなかで、クルマから離れているようにみえる多くの理由は、単に経済的な理由である」とある。ん~正直、昔から車を欲しがらないというか・・・大学に合格したら、車を買ってやろうと祖父に言われ、車いらないからパソコン買ってといって、すごく驚かれた記憶があるから、祖父にとっては車がステータスだったのだろう(^^;。
次の「若者の持家離れ」だが、これは逆に、え?まわりはみんな家が欲しいって言ってるけど・・・確かに、「家は買うな」的な本が流行ってるけど、まわりを見る限り、みんな家を欲しいって言ってるので、若者が持家離れしてるとは思わない(^^;。
で、第2部は日本人は「穏やかな農耕民族」という嘘から、過去の戦争の歴史をみても、攻撃的な民族という展開。
ちょっと、1部と2部の話の内容が離れすぎちゃってるかな~という感じ。僕的には好きな話だけど、1部のノリで2部を読むと、え?ってなるかも。
若者の物欲がなくなってるとは思わないけど、自分の物欲はなくなってるので、いまいちこの本には共感できないというか・・・なんとなく、情報とかサービスとか、目に見えないものの欲しかなくなってきてるんじゃないかなと思う、みっつーでした。
欲望のすすめーデフレ脱却以降の日本文化と社会を考える - 西の風、猫の目