西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか

みなさん、こんにちは、こんばんは。

先生と元教え子の結婚率が高いと聞いて、バックデータを探しましたが今だ見つけられない、みっつーです。 

 

今日、紹介する本は「スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか」です。10年以上にわたって取材を続けてきたジャーナリストによるドキュメントになっています。

教師によるわいせつ犯罪がけっこうニュースを賑わせているわけですが、この本を読むと、これは予想以上に多いのかな?という気がしてきます。

 

子どもは自分より権力がある人間、特に大人に対して「いやだ」といってもいい、ということは教わっていない。「大人のいうことはなんでも素直に聞きなさい」としか教えられてこなかった。

 

この教育の効果がものすごく大きい感じがします。会社でも「上司のいうことは素直に聞きなさい」と入社時に教えられるせいか、なかなか反論してこないし、同じですね。

そして、教師は自分が権力を持っているということを把握できていない、というのはものすごく納得。僕も、上司になってはじめて、上司ってこんなに権力があるんだ・・・ってびっくりしましたから。これって、権力を持つ立場にならないとわからないし、その立場になっても、なかなかわからない。

けっこう、いろいろ考えさせられることが多い本でした。

スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか

スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか