みなさん、こんにちは、こんばんは。
今日はパソコンで授業を聞くことができるSchoo(スクー)の田中秀臣先生の授業「田中秀臣の最新経済ニュース」。
今月のトピックも、もちろん新型コロナ絡みで「新型コロナウィルスショックで日本は“戦時経済”に突入した」です。
そして、田中先生は自宅から。ここにきて、急速に遠隔セミナーが発展してるのですが、その波がここにももれなくやってきているようです。
さて、ここ数日、戦時経済の話が出てきて、別に爆弾が降ってくるわけではないけど、でも街から人影がなくなるってこういうことかぁと、実感している最中。
まずは、戦時体制のIMFの経済政策で、フェーズ1は戦争中。経済活動は大幅に制約される。フェーズ2戦後の回復期。先月までは、まだそれでもそれりに経済活動を続けていたので、フェーズ2に焦点が当たっていたのですが、どうやら、フェーズ1がこれから?って感じになってきたんですよね。
IMFの家計、企業、金融セクターを支える政策で流動性対策と支払い能力対策の両方を組み合わせるという整理の仕方はすごく整理されててわかりやすかった。まさに、そう!って感じ。
後半はGDPギャップと真水の話になって、今はフェーズ1なので、ここの被害をどれだけ少なくするかに焦点を当てないといけないんですよねぇ。フェーズ2はこの再後回し。先生は失業と倒産をいわば公的に囲い込むと表現していたけど、まさにそうで、とにかくフェーズ1は経済をまったく加熱できないので、被害をなんとかなくすしかないんですよね。政府が示している金額的には間に合う…ただし、スピードが…ってやつで、目の前でバタバタ倒れ始めてるから、早くなんとか~って思うけど、最後の政府がほどほどに経済活動したいというのも、なるほどとは思った。
しかし、従業員は政府がお金を配っちゃえば、とりあえず解雇しなくても大丈夫なんだけど、土地代の支払いを止めないと、やっぱり中小はやってけないですよえねぇ。
今の試算だと、1月でフェーズ1は終わるから大丈夫っていう予想なんだろうけど…さて、どうなるか。
今月の話は非常に現状が整理されてて、自分の頭の中の整理にも役に立ついい回でした。