西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

日本テレビの報道問題について分析思考が分析してみた

みなさん、こんにちは、こんばんは。

普段、テレビを観ないのですが、ネットのニュースでいっぱい取り上げられていたので、ちょっと考えてみました。

これは、安倍首相が自民党大会で

 

「選挙のためだったら何でもする、誰とも組む、こんな無責任な勢力に私たちは負けるわけにはいかないんです」

 

と発言したシーンに対して、日本テレビ

 

「安倍首相”選挙のためだったら何でもする”」

 

と、テロップを入れた問題。

安倍首相は「選挙のためだったら何でもするような無責任な勢力に負けるわけにはいかない」と言っているのだが、テロップはまるで安倍首相が選挙のためだったらなんでもするような報道をしてしまっている。

更に、この報道に対して日本テレビは謝罪の放送をしているのだが、そこで表示されたテロップは

 

×安倍首相「選挙の為にはなんでもする」
○安倍首相「選挙の為には何でもする
 無責任な勢力に負けるわけにはいかない」

 

全然、直ってない・・・意図的に"こんな"を抜いたようにしか見えん・・・。

 

と、現在のネット社会、あっという間に情報が伝播して歪曲したニュースはすぐバレてしまう。では、なぜ、あえてこんなすぐにバレてしまうようなことをするのか?

 

まず、ネットの情報は思っている以上に政治に関しては波及効果が小さい。ネットから情報を得る若い世代が選挙にあまり行かないことも関係している。

更に、一度ついたマイナスイメージは訂正では払拭できない。もちろん、訂正の報道を見ていない人もいるだろう。

 

そう考えると、仮にすぐ歪曲したことがバレたとしても、安倍首相にマイナスイメージを与える報道としては、かなり効果があると判断したとも思えるが・・・

 

真相はいかに・・・

 

歪曲報道: 巨大メディアの「騙しの手口」 (新潮文庫)

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