みなさん、こんにちは、こんばんは。
今日はケインズ学会 第5回年次大会。今年は特別講演に日本銀行審議委員の原田泰先生が講演されるということで、ケインズ学会に入会して受講してきました。
大学で経済学をきちんと学んだわけではないので、理解できるんだろか・・・と、かなり不安げに受講してきたのですが、おもしろかったです。
弱い企業統治になると、資本の収益率が下がるので資本に投資しなくなり、その分、貨幣の需要がたかまるのでデフレになるというモデルは、そういう考え方もあるのか~と思った。
最近、紙幣と株と国債の違いが自分でも、あれ?これって利率と信用度が違うだけで、みんな同じ? と思ってたところだったので、国債の話もためになったな。
特別講演の話は大人の事情で割愛(笑)
午後はケインズ主義と緊縮主義の話。ケインズ主義もそこまで詳しいわけではないし、BIS View の話は全然知らなかったので、勉強できてよかったです。
【セッションB】
学習院大学 村瀬英彰先生
「「弱い企業統治」のマクロ経済学:日本の長期停滞と蓄積レジームの転換」
中央大学 浅田統一郎先生
「変動相場制下の2国マンデル・フレミング・モデルにおける財政金融政策の効果:不完全資本移動の場合」
東京大学 大瀧雅之先生
Public Debt as a Burden on the Future Generation:A Keynesian Approach
【特別講演】
日本銀行審議委員 原田泰先生
テーマ:「ケインズと金融政策」
【セッションC】
専修大学 野口旭先生
早稲田大学 若田部昌澄先生
「緊縮はなぜ魅力的で危険な思想なのか?:『緊縮策という病』を読む」
早稲田大学 矢後和彦先生
「BIS viewの歴史的位置:「緊縮」「拡張」の二分法を超えて」