西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

日米開戦の正体――なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか

みなさん、こんにちは、こんばんは。

久しぶりに、オークションでとあるものを落札したのですが、いや~海外は輸送に時間がかかる。カリフォルニア州サクラメントからコンプトンまで3日。早く船便に荷積みされたって連絡がこないかな~と首を長くしている、みっつーです。

今月4冊めの本は元外務省情報局長、今はニコニコちゃんねるなんかでも活躍されている孫崎享さんの本で「日米開戦の正体――なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか」です。

 「なぜ真珠湾攻撃という愚かな道を歩んだか」という視点に絞って、当時の人々の発言を紹介しながら考察している本。当時の外交官がこういった発言をしたというだけでなく、太宰治が雑誌でこう記している、など文化人も含めて紹介されていて、「なぜ真珠湾攻撃という愚かな道を歩んだか」ということを考えるのに、非常に参考になる本。

ただ、当時の状況と現在の状況を比較して、現在の政権を批判する形になっているのはどうかなとは思う。

そして、ずっと謎に思っていた「真珠湾攻撃」を行った理由が少しわかってきた気がする。軍人がある程度独走したことはある程度そうだと思うが、それには国民の支持が必要なわけで、それは逆に軍人のせいだと結論づけてしまうのは非常に危険だなと思った。

戦後70年ですが、ある見方をすれば70年しかたってないわけで、国民が政治に流される様は変わっていないなと思う、みっつーなのでした。

 

日米開戦の正体――なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか

日米開戦の正体――なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか