みなさん、こんにちは、こんばんは。
最近、「今は何に興味があるのですか?」と聞かれると、だいたい、「経済です」と答えることが多い、みっつーです。
今日紹介する本は、僕に経済指標を読むきっかけを与えてくれた、三菱UFJリサーチ&コンサルティング経済・社会政策部主任研究員、片岡剛士さんの本「日本経済はなぜ浮上しないのか アベノミクス第2ステージへの論点」です。
「想定内」どころではなかった消費税増税の悪影響がどのようなものなのか、貿易赤字とはなんなのかなど、アベノミクス以降、日本経済におこっていることを、統計データをみながら丁寧に分析しています。
最近は総務省統計局のホームページなどから簡単に統計データを入手することができるので、この本を読みながら、実際に自分でいろいろ統計を分析してみると、更に理解が深まりますよ!
巻末には「よくわかる!国際収支統計の仕組み」が付録として掲載されているので、初心者でも安心・・・かなぁ?(笑)。ちょっと難しいですが、この本がだいたい理解できるようになると、「ハイパーインフレが起こるだ~」とか「日本国債が破産するだ~」とか「貿易赤字で日本破滅だ~」とか「消費が落ち込んだのはエボラのせいだ~」といった主張がいかにいい加減であることがわかるので、ぜひ頑張って読破することをお勧めします(^^)。
日本経済はなぜ浮上しないのか アベノミクス第2ステージへの論点
- 作者: 片岡剛士
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/11/11
- メディア: 単行本
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