みなさん、こんにちは、こんばんは。
今日は本の紹介。ビジネス書作家、和田裕美さん初の小説本。
読者抽選モニターが当たって一回読んで、本が発売されたのでもう一回。和田裕美さんのトークイベントもあって、ブログには何度が登場してますが、きちんと本の紹介としてはブログを書いていなかったので、改めて本の紹介です。
田舎のスナックで働くママは、いつも仕事と恋に忙しい。そんな母に翻弄され、やさぐれながらも主人公のほのみは人生でもっとも大切なことを学んでいく・・・。
実の母をモチーフに描かれた小説で多少の作り話がはいっているとしても、こんなに波乱な人生を歩んできたの！？と驚くほど。
なんせ、第１章の最初が、「ママ、ヌード写真を撮る」なので、掴みはばっちりというか、最初からなんだなんだ？とテンション上がったまま、どんどん引き込まれていく感じは映画っぽい。
読み方によってはビジネス書っぽい本だし、別の読み方によっては哲学っぽい本だし、自分の親のことを考える本だったりして、読みながら何かを学びとれる感じはレックス・ロビラの「Good Luck」ぽくもある（雰囲気は天と地ぐらい違いますが・・・）。
ただ、小説とは読んでいて楽しいものであって、楽しみながら学びの要素があるのはゲームに近いな・・・もしかしたらこういう小説は求めている人が多いんじゃないかとゲームを研究している身としてはすごく思った一冊でした。
