西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

みなさん、こんにちは、こんばんは。

 

急に寒くなりましたね!。その寒さに連動して・・・るわけではないのですが、 昨日から喉に強烈に痛みを感じている、みっつーです。う~ん、加湿器を安いものに代えたのが失敗だったかも・・・。

 

今日、紹介する本は勝間塾の課題図書にもなっている本。リンダ・グラットン教授著で、「ワーク・シフト」です。

グローバル化されるビジネス環境において、誰と、どこで、どうやって働きたいか。これからはそれを主体的に選ぶことが可能な時代となる。人口、テクノロジー、エネルギー、都市化など、あらゆる角度から近未来の働き方を予測し、複数の選択肢を提示した本。

この本では向こう数十年の世界を形づくる五つの要因として、テクノロジーの進化、グローバル化の進展、人口構成の変化と長寿化、社会の変化、エネルギー・環境問題の深刻化が挙げられている。

このまま「漫然と迎える未来」の暗い現実として2025年の3つのストーリーを紹介。さらに、「主体的に築く未来」の明るい日々として同じく2025年の3つのストーリーを紹介。

どちらの人生になるかは、「ワーク・シフト」ができるか否かにかかっている。

 

なかなか、興味深い本ですが、最近このまま何もしないと大変なことになるよ~と警告しているような本が最近多くてちょっと滅入る。不安をあおらなくてもいいと思うんだが・・・(そうじゃないと売れないんだろうけど・・・)

2012年の本なので、既にエネルギー事情とかは予想と現在がかなり異なっているという点で面白い。未来はそう簡単には予想できない。

「ジャーナリストになればあまり金持ちになれないと覚悟しておく必要がある 」とあるが、そんなことはない。2025年の世界に必要なジャーナリストになれれば金持ちにもなれるだろう。問題は現在のままのジャーナリストであれば金持ちになれないだろう。それは経済が高成長しているかぎり、それに合わせて変化する必要があるからであり、そういいう意味でワーク・シフトは必要になると思われる。

 

エピローグの3つの手紙はなかなかよくて、こういう表現のしかたはいいなと思った。そして、最後は・・・やっぱりこの分野って哲学に突入するよね~と思った、みっつーなのでした。

 

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉