急に売れ始めるにはワケがあるネットワーク理論が明らかにする口コミの法則

みなさん、こんにちは、こんばんは。

マクドナルドの新しい3つのハンバーガーのニックネームが「エグチ」、「バベポ」「ハムタス」。エッグチーズバーガーのニックネームが「エグチ」というのも、無いと思うが、「バーベキューポークバーガー」の「バベポ」は百歩譲ってもないな、と思った、みっつーです。大丈夫か？マクドナルド(-_-;)

今月３冊目の本は、勝間塾の今月の課題図書。「急に売れ始めるにはワケがあるネットワーク理論が明らかにする口コミの法則」です。

なぜヒットは爆発的に起こるのか？、流行現象をウイルスによる感染と見なし、その仕組みを解説した本。全米で200万部を突破した、マーケティング本の古典的名著を文庫化した本らしいです。

「経済学者はよく８０対２０の法則ということを口にする」。これが、伝染の場合はもっと少数な人で伝染が起こる。そして、感染力のある人、本書ではコネクターやメイヴンという言葉で説明しているが、この能力のある人が爆発的な伝染を引き起こす。つまり、この能力を持っている人に積極的にアプローチすることで口コミによる爆発的なヒットを起こす確率が上がる。おお、すばらしい！！！これは、目から鱗だった。

他にも「人間は他人の行動を解釈するとき、おしなべてその根本的な性格特徴を過大評価し、状況や背景の重要性を過小評価する」。例えば実力の同じバスケットボール選手を照明の明るい体育館と暗い体育館でシュート練習してもらった場合、たいてい明るい体育館でシュート練習した方をうまいと判断する。

「軍事組織の立案者たちは機能的な戦闘部隊の構成員は実質的に２００名を超えることはない、という一般原則に到達している」などなど・・・なるほど！と思うことのオンパレードで、これが文庫本か～と、ちょっとびっくり。

マーケティング本ということですが、これは政治や経済にどうアプローチするかなど、いろんな分野で応用できますね。ここまで目から鱗な本は久しぶりに読んだな～と思った、みっつーなのでした。