西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

八重洲・イブニング・ラボ第23回講演会「 アベノミクス再起動に必要な3つ決断 」

みなさん、こんにちは、こんばんは。

ゲームセンターや喫茶店などに置かれていたテーブル形ゲーム筐体を段ボールで再現するという組み立てキット「げーむぼっち」が発売されるそうです。価格は10万円・・・欲しいけど手が出ない価格帯だなと思った、みっつーです。

 

今日は八重洲・イブニング・ラボ。今月のテーマは「 アベノミクス再起動に必要な3つ決断 」で、ゲストは田中秀臣先生と片岡剛士さん。さすがリフレ派では人気のお二人なので、いつもより広い会場なのにチケット完売の大入り満員でした。

まずは、TPPから。片岡さん目線だと、コメは守られてるし、おそらくほとんど変化はない。田中先生は経済面から全体的にはプラス、生産者は損となるので再分配が必要だが、なかなか難しい。全体を見ていない人たちの声が大きい。

上念さんの声が大きい人たちは「渋谷を再開発したら、渋谷はもう終わりだ」と言っている人たちと同じというたとえはわかりやすかったです。

このあたりから、上念さんのステージ2の人たちは実物がないとわからないんです!とステージ2で盛り上がり(笑)

続いて、日銀政策決定会合の話題へ。10月末に追加緩和はやらないと思う。日銀目線だと足元の物価は底堅い。片岡さん目線だと企業の予想物価上昇率が下がってきている。田中先生は大学の就職活動は再来年も売り手市場。雇用が堅調。

この辺の田中先生と片岡さんの見方の違いが面白かったです。

僕は30代~40代あたりの非正規が多い問題があとで効いてくると思っている。企業はどうせ正規でとるなら20代だと思っているし・・・。

続いて内閣改造と今後の展望。これはもう安倍さんの名目GDP水準ターゲット600兆円をどうみるか。マクロ政策をやっているのは数名。メンバーは変わっていないので、方針は変わっていないだろうとか。安倍さんが何を言ったことよりも、何を言わなかったかのほうが重要。

そこから、FRBの話に発展して、片岡さんの考えだと10月の利上げはなし。

最後はチャイナ経済について。田中先生の中国の学生をみてても、中国の経済が停滞すると思っている学生はいないという話が印象的でした。ほんと、バブルの時みたいだ。

とても、わかりやすかったし、特に田中先生と片岡さんの見方の違いとかがあって、とてもいい講演会だったな、と思った、みっつーなのでした。