西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

戦後幻想論を考える。非リア充のためのトークナイツ

みなさん、こんにちは、こんばんは。

民主党の岡田代表が「70回目の終戦の日にあたって」という談話を発表しているのですが、相変わらず内容が安倍批判で、論点がズレていて、いつになったらこのズレに気がつくんだろうと、ずっと思っている、みっつーです。

今日は古谷経衡さんの新刊「戦後イデオロギーは日本人を幸せにしたか」を中心に話をするトークイベントを観に行ってきました。出演者は田中秀臣先生、古谷経衡さん、舞川れみさんという、おなじみのメンバー。

いつもより、開演時間が遅いな~と思いつつ入ったら、舞川さんしかいないという珍しい状態でびっくりした(笑)。

戦争については末期戦の悲惨なところばかりが注目されるが、実際は当時の日本は都市が人口の3割ぐらい、焼けたのはその半分で、なにもなかった地方もたくさんあった。

舞川さんのおばあさんに話を聞いてそれを学校で発表するという授業で、特に何もなかったという発表をしたら黒板に書いてもらえなくてショックだったという話が印象的でした。

日本のいちばん長い日もそうなのですが、意外と緊迫感ないんですよね。そういえば、戦時中の普通の田舎の暮らしについて書かれた本って、読んだことないので、今後はそういう、悲惨じゃなかった地方の暮らしに関する本が出てくることに期待したいところ。

後半は安倍批判に関する話。もう、安倍さんを見ると内容もなにもなく批判。こんなに憎悪をぶつけられる首相もめずらしい。SEALDsはけなししすぎると、いろいろあるそうです(-_-;)。

SEALDsに関するシェアとか前は結構まわってきてて、うんざりしてましたが、最近は主張に内容がないことに気がつく人が多くなってきたらしく、ずいぶん見る機会が減りました。

あとは戦争法案という呼び方をやめてほしいという話もありましたが、こういう名前を変えたりすることでの印象操作はうまいな~と思う。

最近、この根拠もなく戦争だ!独裁だ!という主張が増えた理由は、原発事故で放射能が!というだけで、根拠なく印象操作ができることに気がついたからだと思う。あと、見ているとところどころ最近のプレゼンテーションテクニックなんかも使ってたりするので、単純にそういうプレゼンテーション技術があがっただけにも見えるんですけど、どうなんですかね~。

と、いつにもましてグダグダなトークイベントでしたが、内容はいろいろあって面白かったです。あと、舞川さんが、ところどころ純粋な目で驚いた顔をしていたのがすごく印象に残った、みっつーなのでした。