西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

経済で読み解く大東亜戦争

みなさん、こんにちは、こんばんは。

3夜に渡ってTV放送された「永遠の0」の視聴率が「永遠の0」に近かったというニュースを見て、誰がうまいことを言えと・・・と思った、みっつーです。

実際は9%ぐらいで、それなりにあったみたいです。

2月4冊目の本は上念司先生の本で「経済で読み解く大東亜戦争」です。先月に発売されたばかりの本です。

タイトルは「経済で読み解く大東亜戦争」ですが、大東亜戦争のことはほとんど書かれておらず、「金本位制」がいかに世界経済を成長させ、そして経済を不景気に導いたかを歴史に沿って解説している本です。

いかに経済に対する政策が大切か、なぜデフレになると不景気になるのか、そしてなぜ不景気になるとなぜ戦争が起こってしまうのかを非常に上手く説明しています。

金融政策によるのマイルドなインフレが成長と景気をもたらし、雇用を増やすところまでは歴史的に説明つくとして、貧富の差が拡大する問題をどうする?(といっても、デフレでも貧富の差は拡大するので、金融政策とは別の議論なのかもしれないが・・・)というところが、最近は気になるみっつーなのでした。

経済で読み解く大東亜戦争

経済で読み解く大東亜戦争