西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

『21世紀の資本論』の問題点

みなさん、こんにちは、こんばんは。

Kindleを持っていて、かつAmazonのプライム会員だとKindleオーナー ライブラリーから1冊本が無料で読めるので、これはお得!と思ってKindleを購入したものの、あまり読みたい本がなくて、いつも何を読もうか迷う、みっつーです。

ということで、ライブラリーを眺めていたら、読みたい本を見つけました。今年6冊目の本。 認知科学者である苫米地英人の本で「『21世紀の資本論』の問題点」です。

6,000円もするのに、Amazonをで在庫切れをおこしているという謎の売れ行きをみせるトマ・ピケティの経済本「21世紀の資本 」ですが、1冊ぐらいは批判本を読んでみようかなと思って、読んでみました。

まず、トマ・ピケティは資本収益率が経済成長率を上回る限り、富の格差が広がることを欧米のデータを使ってこれでもかってページ数で論証しているのですが、この本は、それは日本では必ずしも当てはまらないよねという事をまるまる1冊使って論証している感じ(^^;

ちょっと残念なのは、資本収益率をいかにして抑えるかの方に対する批判はいろいろと書かれているが、経済成長率については一切触れられていないことかな。

やっぱり、餅は餅屋。経済に関する本は経済学者に任せないと・・・と、思ったけど、経済学者でも・・・任せられる人と任せられない人がいるよな・・・と、なんともいえない気持ちになった、みっつーでした。

 

『21世紀の資本論』の問題点

『21世紀の資本論』の問題点

 

 

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