西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

「謎」の進学校 麻布の教え

 みなさん、こんにちは、こんばんは。

一応、中学受験経験がある、みっつーです。

今日、紹介する本は、「謎」の進学校 麻布の教え。帯には「辛酸なめ子氏推薦!」の文字で文字通り「謎」な感じの本。

麻布といえば、50年以上東大合格者数ベスト10入りの進学校。その学校のどこが「謎」なのか、先生はもちろん、現役生徒、保険の先生、OBまで徹底取材。

小学校のころの友達で、すげー頭がいいやつが、受かったんですよね。そいつは、漫画家になるといって、消えちゃいましたが・・・。そんな、懐かしさもあって読んでみました。

昨日、勝間さんが、こんなに普段、意思決定をいっぱいしているのに、意思決定を教える場がない的なことを言っていましたが・・・、麻布はまさにそれを実践していて、驚いた。文化祭はすべて、生徒だけで予算も決めて実施するとのこと。高1では卒論みたいなものを書かされるらしい。

印象に残ったのは「日本人で優秀とされる人はある制約条件下で最適な道はこれ、という議論が得意なのに○○君はまずその制約条件とか前提をひっくり返そうとするよね」。麻布はそんな生徒が多いらしい。

他にも、こんな授業もあるんだ!っというのがたくさん紹介されていてびっくり。さすが、「謎」の進学校。こんな学校で授業受けてみたかったな。

 

ちなみに・・・生徒への取材の質問に、今ガールフレンドはいますか。過去にいたことはありますか。という質問に対して、「二次元の彼女は彼女に入りますか」という質問がでるあたりは、なんとも微笑ましいと思いました(笑)。

「謎」の進学校 麻布の教え (集英社新書)