西の風、猫の目

黒猫のミッツのブログ

日本の風俗嬢

三省堂の新書のベストセラーコーナーで2位だった本 。この本が2位になるのかあ、いったい誰が買ってるんだ?と思いつつ買ってみた(笑)。

推定35万人といわれる風俗嬢の実態について詳しく調査して書いてある本。

なかなか、この正解は正しい統計データがとれないので、なんとも言えないような気もしますが、本によると2014年のデータでは平均年齢30.4歳、平均月収34万6千円。予想以上に月収が少なかった。これでも、長時間働いたあげく、月収20万程度しかないブラック企業よりは全然マシということで、年々希望者は増加。10人面接にきても半分は、面接の時点で不採用。結局、残るのは容姿がよくて、プロ意識が高い風俗嬢だけ。このままいくと、採用は高卒以上とか学歴を求められてもおかしくないらしい。

つい先日も新聞記者が新聞記者が元AV女優で、本人はそんなに気にしてなかったけど、結局辞めたてしまったニュースがあったけども、本人たちはけっこう誇りをもって仕事してる人たちが多くなってきたけども、まわりがついてきてないような気がします。立派な仕事として認められる時代が果たしてくるのだろうか。

日本の風俗嬢 (新潮新書 581)

日本の風俗嬢 (新潮新書 581)